パーキンソン病
パーキンソン病の悩み
ご本人さんがつらいのは言うまでもありません。しかし…
家族の方も不安やストレスが大きくなります。
例えば、患っている方の【ここ痛い】【あそこ痛い】という、痛みを訴える言葉が減るだけでも、介助する側(家族)のストレスなどを大きく減らすことができます。
共倒れにならないために、医師と相談しつつ早い段階で鍼灸治療を取り入れることが生活の質を保つ上でとても大切なことです。
罹患者とご家族のケア
吉岡鍼灸整骨院では、ご本人さんに少しでも楽に過ごしてもらうことを目標にするのはもちろんのこと、最も身近にいる家族への負担の軽減を目標にしています。
パーキンソン病に対する鍼灸治療
パーキンソン病は進行性の病気です。お医者様の指示のもと、薬物療法を行います。
鍼灸で良くなるの?
ここは、この病気で悩む人が最も気になる点だと思います。
結論から言います。
パーキンソン病は進行性の病気です。この病気そのものは鍼灸を受けたから良くなる、というものではありません。
鍼灸はこういった面でパーキンソン病の方に貢献できる‼
パーキンソン病を起因として出てくる不快な症状の軽減は可能。
体が感じる痛みについて
パーキンソン病の特徴的な症状の中に、【筋肉のこわばり】があります。このこわばりが長期続くことによって【不快な痛み】を訴える患者さんはたくさんいらっしゃいます。
鍼灸は筋肉のこわばりや痛みの軽減、リラクセーションの促進に役立つことが報告されています。
不眠などの自律神経症状について
鍼灸を受けることでストレスの軽減や睡眠の改善も期待できます。また、お腹の張りやお通じなども改善された報告も挙げられています。
なお、鍼灸療法を受ける前に、主治医との相談をしましょう。
薬の吸収率を上げる
パーキンソン病は専門機関(病院)にて、投薬での治療が一般的です。
例えば、痛みで寝れない→不眠になる→自律神経が乱れる、こういったサイクルに陥ってしまうと、せっかく病院で治療のためのお薬を出してもらっても、消化器官での吸収率が落ちてしまいます。(内臓の働きは自律神経の状態に依存するため)
そういった意味で、鍼灸を受けるということはお体にとってプラスに働くということができます。
パーキンソン病で鍼灸に取り組む際の考え方
パーキンソン病は緩やかに進行していきます。
- 進行を緩やかにする
- 自分の体を長く大事に使う
- 痛みや不眠など不快な症状の軽減で日常生活を少しでも楽に
このような項目がパーキンソン病における鍼灸治療の目標となります。
パーキンソン病とは?
原因
パーキンソン病の原因はまだ完全には行われていませんが、主に次の関与が関与していると考えられています。
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神経細胞の変性:
脳の一部である「黒質」がある神経細胞が変性し、ドーパミンという神経伝達物質の減少が生じます。これにより運動の調節が困難になります。
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遺伝的リスク
遺伝的リスクも影響を受ける可能性があるが、遺伝的なリスク低減は一般的には低いです。
パーキンソン病の特徴的な症状
1.運動症状:
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筋肉のこわばり (硬直性):パーキンソン病の患者さんは、筋肉がこわばり、一生懸命になります。 特に四肢や首に現れます。
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振戦 (トレモア):手や指が静止しているときに微小な振動が起こることがあります。これが振戦と呼ばれます。
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運動の減少(ブラディキネジア):パーキンソン病患者さんは、動作が遅く、少し時間がかかるので困難になります。歩行が少し刻みで長いこともあります。
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バランスの悪さ:パーキンソン病の進行に伴って、バランスが悪く、転倒のリスクが懸念されます。
2. その他の症状:
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嚥下障害:食事や水の摂取が困難となり、誤嚥のリスクが増加します。
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言語障害:話す声が小さくなる、不明瞭になることがあります。
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姿勢の変化:背中が丸まったような前かがみの姿勢が多く見られます。
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表情の固定(仮面様顔貌):顔の表情が欠け、感情を表現しにくくなることがあります。
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睡眠障害:不眠症や昼夜逆転などの睡眠障害が起こります。
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認知症:一部の患者さんは、認知機能の低下や認知症が進行することがあります。
3. パーキンソン病の進行段階:
- パーキンソン病は進行性の疾患であり、初期段階から進行しながら症状が変化します。
病院での検査方法
パーキンソン病の検査方法は、一般的によく行われるのが、微量の放射線を放出する薬を注射し、臓器への集まり具合を測定する「SPECT(スペクト)」という検査。パーキンソン病の診断においては、ドパミントランスポーターシンチグラフィやMIBG(エムアイビージー)心筋シンチグラフィなどが行われています。また、脳の形態を見て診断の確認を行うために、脳のMRIやCTの撮影が行われることも多いです。
パーキンソン病の治療薬として使用される薬を服用することにより、効果があるかどうかを確認することで、パーキンソン病(PD)の診断に役立てられることもあります。
ドパミントランスポーターSPECTはどのような検査なの?
訪問鍼灸たまわります
パーキンソン病の症状が強く、外出が難しい方のご自宅へ伺います。
鍼灸保険や介護保険の適応はございません。
理由
保険の範囲内ではできることが限られます。
- 保険内で専門性がない人から受ける
- パーキンソン病の鍼灸実績がある弊所で受ける
お好きな方をご選択ください。料金で躊躇される場合はどうぞ他の施術所をお探しください。
どれくらいの頻度で来てもらったらいいの?
痛みが強ければ週一回を推奨いたします。少なくとも月2回、パーキンソン病による筋肉のこわばりに対して施術していくと痛みの軽減が期待できます。
次回予約を強制されませんか?
こちらから次回予約を取るように圧をかけることは致しません。
続けるのもやめるのもあなたの自由です。なぜなら、痛くて困るのは私ではなくあなた自身やあなたのご家族だからです。
逆に【少しでも痛みを軽減させたい‼】という気持ちがあるのであれば、全力でサポートいたします。
訪問をご希望の方はお電話ください。
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