腕がしびれる、首から肩にかけて痛い(胸郭出口症候群)
夜中に疼きますか?
その他の方は下記へ
あなたに当てはまる項目はありますか?
その症状、胸郭出口症候群かも
なりやすい人の特徴
- なで肩の人
- 首が長い人
- 重い荷物を運ぶ習慣がある人
- 事務仕事・デスクワークが多い人
- 腕を上げて仕事・作業をすることが多い人
- 姿勢が悪い人
特に、首が長く、なで肩の女性は胸郭出口症候群が多い傾向にあります。
首が長く、なで肩であれば、神経が引き伸ばされた状態になるため、もともと牽引のストレスがかかっているためです。
20代〜40代など、比較的若い年齢の女性に発症しやすいといわれています。
筆者も首が長く、なで肩であるため、もともと胸郭出口症候群になりやすい体型でした。
さらにデスクワークが長く、肩や肩甲帯が下がった姿勢をとっていたため、20代のときに診断がつきました。
ただ、男性の場合は首が短く、筋肉質で、仕事やスポーツで肩をよく動かす習慣のある人に胸郭出口症候群が生じることもあるといわれています。
このように、神経や血管の通路が圧迫されやすい体型、生活習慣をお持ちの場合は発症しやすくなります。
胸郭出口症候群の主な症状
- 指先のしびれ
- 肩から腕にかけての違和感
- 腕がチリチリする
- 首が重だるい
- 肩を動かしたときに、ビリっとなる
- ての指先の冷え など
胸郭出口症候群は3つのタイプに分かれます。
圧迫される場所により
- 斜角筋症候群
- 肋鎖症候群
- 小胸筋症候群
と呼び名が変わりますが、本質は鎖骨の下を通過する動脈、静脈、神経の束が圧迫されることにより起こる症状です。
判断の方法
原則はレントゲン、MRIに異常がないことを確認し、理学検査にて判別を行います。
注意‼
鳳駅、津久野駅、深井駅、和泉府中駅などの駅前の大手の整骨院では、この症状はすぐに【ゆがみ】のせいにされる。
胸郭出口症候群の原因
- 周囲の血管を圧迫する余分な肋骨
- 悪い姿勢 ← 一般的な整骨院はこれしか知らない。
- 内部変化を引き起こすほどの重大な事故
- 腕や肩の使いすぎ
- 圧力の上昇すると、肥満も大きく影響します
- 妊娠中は関節が緩むため、胸郭出口症候群の原因となることもあります
- 筋膜肥厚、短縮など筋膜の異常による内圧の上昇
※理学検査に加え、エコー画像で内圧を上げる原因がないか確認することが重要‼
改善させるには正しい手順と正しい知識が必要。
今すぐ通院をやめなければいけない整骨院の特徴
- 原因がゆがみと言われている。
- 初回時に良くなるまでの期間の説明がなかった。
- 姿勢改善のことをとにかく言われる。
- 年配の方のたまり場になっている。
- 順番が回ってくるまで電気や空気のマッサージ機で時間稼ぎをされている。
痛みやしびれの原因は神経や血管の圧迫です
1.筋骨格性胸郭出口症候群(神経因性TOS)
- 説明:このタイプのTOSは、神経に圧力がかかることによって扱われます。 一般的に、首の筋肉や骨、あるいは異常なリブの位置が神経に圧迫をかけ、手や腕に痺れや痛みを手のしびれや力の低下が特徴です。
2. 血管性胸郭出口症候群 (血管TOS)
- 説明:このタイプのTOSでは、血管に圧力がかかることが主要な問題です。 通常、動脈や静脈が圧迫され、手や腕に血流が制限されるため、症状が現れます。腫れ、血行障害が特徴です。
3. 混合型胸郭出口症候群 (Mixed TOS)
- 説明:このタイプのTOSは、神経と血管の両方に圧力がかかる混合型です。神経症状と血管症状が同時に現れます。手のしびれや、血行障害が時々起こります。
胸郭出口症候群は、肩や首、腕に痛みやしびれを伴う疾患であり、その症状は胸郭出口症候群(TOS)のタイプによって異なります。その判断と治療には専門的な知識と経験が必要です。症状がある場合、大手の整骨院や保険を扱う整骨院、素人の整体院では対処ができない疾患であると理解しておきましょう‼ゆがみや姿勢の悪さのせいにされ、本当の原因を見落とされてしまいます。
胸郭出口症候群は整骨院でこうやって見落とされる
- 姿勢が悪いから…
- 猫背だから…
だから神経や血管が圧迫されてしびれるんです。姿勢矯正しましょう‼
物理的な圧迫だけではなく体の中の圧(内圧)の上昇によっても引き起こされる。
姿勢を戻しても、内圧を上げている『筋膜の異常』が取れなければ、結局いつまでたってもよくなりません。
注意‼姿勢の悪さと結論付けるなら以下の説明ができて当たり前‼
肩甲骨が内側(お腹側)に引っ張られている
理由:小胸筋と前鋸筋(ぜんきょきん)の説明があったか?
これらの筋肉はどちらも肩甲骨の一部(烏口突起という骨の出っ張り)と肋骨に引っ付いている呼吸の補助の筋肉です。姿勢が悪くなるということはこれらの筋肉が緊張や攣縮(れんしゅく)を起こし縮まってしまいます。その結果、ついている面積が大きい方(肋骨側)へ引っ張られ、肩甲骨が内旋位という状態が強制されてしまいます。
この姿勢が鎖骨の下の動脈、血管、神経を圧迫してしまうのです。
単に【姿勢が悪いから】という説明では分かっていないのと一緒。
この場合は主に肋鎖症候群か過外転症候群を疑わなければなりません。それに伴い徒手検査が必要となる為、【写真を撮っただけ】や【姿勢不良】という観点からだけでは理解不足といえ、【胸郭出口症候群のことを分かっていない施術者】と言っても過言ではありません。
内圧が上がる原因の一例
- 筋膜肥厚
- 筋緊張
- 短縮
- 柔軟性低下
- 滑走性低下
- 筋膜癒着
これらをエコーで見て鍼でとっていきます。
大手に何年通っても胸郭出口症候群が良くなることはありません。無駄なお金を無駄な時間を費やしたくないのであれば、エコー検査は必ず必要です。
姿勢矯正なんて受けているとかえって症状が悪化します。
なんか、やってもらった感じは出ます。はっきりと断言できますが、姿勢分析にエビデンスはありません。
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AIを使った姿勢分析も同じ
結局、外がわだけの見た目(左右対称でないこと)を強調しているだけであって、筋膜がとか筋肉がどういう状態なのか?まではわかっていない。
姿勢分析を出しているメーカーさんと話しました
「AIがゆがみを分析してくれて、患者さんに納得してもらえますが導入しませんか?」
という営業の電話がかかってきたときに、
『うちではエコー検査をしているし、こんな患者さんを囲い込むためだけのものは患者さんにもメリットがないからいらない』と自分の考えを伝えました。
「確かにそういう側面はある。誰がやっても評価に差が出ないように、学校を卒業して間もない人達にも患者さんが付きやすいように考えられたものだ」
といった内容のことをおっしゃっていました。
このことからも、姿勢分析は占いと一緒で、誰にでも当てはまることをもっともらしく言っているだけにすぎないのです。
普通に考えてみて下さい。姿勢分析がそんなに正確ですごいなら、病院の画像検査いらなくないですか?
当院では、パフォーマンスではなく検査を実施します