その肩の痛み、本当に五十肩?

2018/07/09

多くの整骨院では“肩が痛くて動かない=五十肩”と拡大解釈されています。

 

それ本当に五十肩ですか?

肩の痛みの分類

①肩峰下滑液包炎
②上腕二頭筋腱鞘炎
③石灰沈着性腱板炎
④烏口突起炎
⑤臼蓋上腕靭帯障害(不安定肩関節症)
⑥変性腱板炎(外傷性腱板炎、腱板不全断裂)
⑦肩関節拘縮(原因の明らかな外傷、炎症、固定など)
⑧いわゆる五十肩

ざっとこれだけのものが挙げられます。五十肩とは①~⑦を除外した症状を指します。

どの症状かで治療法が変わってきます。

肩の痛みに対する超音波エコーでの鑑別の有用性

五十肩でも痛みの出る肩の前方部に痛みが出ており、腕を横から上げる動作で運動制限がでていました。画像は真ん中で区切りいい方と悪い方を比較しています。右側に黒く膨らんだものが見えます。これはいわゆる水がたまった状態です。

エコーをかけたことにより五十肩ではなく肩峰下滑液包炎だと分かりました。

 

この様に五十肩として治療してもらっているけれども実は違う症状だったというケースはよくあります。

治るまでの目安(期間の説明)がなく、肩の痛みが長引いている場合、本当に五十肩かどうかエコーで確認することをお勧めします。

吉岡鍼灸整骨院では大阪全体をみても数少ない超音波エコーによる患部の観察ができる整骨院です。

肩を上げた時に痛い、頭を洗うとき、服を着るときに痛いなど、肩の痛みでお悩みでしたら当院へご相談ください。超音波エコーによるしっかりとした根拠のもとより良い施術のご提案をさせていただきます。

 

 

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