2018/07/10
整骨院は病院ではありませんのでレントゲンは撮れません。現在通われている治療院では膝の痛みにどのような説明がありましたか?
当院では膝の痛みに対し超音波エコーで画像観察を行います。
エコーを使用するメリット
- 変形が画像で分かる。
- 関節軟骨の減りがわかる。
- 半月板の損傷が分かる。
- 関節水腫(水がたまっているもの)が分かる。
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炎症の範囲、組織の損傷が分かる。
- 靭帯の損傷が分かる。
上記は一例ですが、これらは4を除いては徒手検査では正確に判断することはできません。人体には無害で医学的な根拠を示せる点がエコーの最大のメリットです。膝の正確な状態を把握せずに意味のあるリハビリは不可能です。
関節水腫
水が溜まっているため枠内に黒い部分が映っていますが正常な状態ではこれは観察されません。
骨の変形(骨棘)
関節軟骨
補足 白い濃い線が太ももの骨の関節面です。その上に黒く映っているものが関節軟骨になり、軟骨がすり減っている場合は骨の上の黒い部分が少なく(なくなって)見えます。
半月板
補足 右の長い線が太ももの骨、左の短い線がすねの骨、その間に入り込んだ三角形状に見えるものが半月板です。損傷していた場合、手術の既往がある場合その部分が抜けて見えます。
立ち上がる時の痛み、運動開始時の痛み、階段昇降時の痛み、雨の日の膝関節の痛みなど、お膝の症状でお困りでしたら超音波エコーでしっかりと状態を確認し、理にかなった治療をしていきましょう。
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