2025/08/07
「保険が使える=安心・良心的」ではない
鳳エリアのある整骨院で、驚くべき口コミが投稿されていました。
──え? 保険使えるのに問診は自費?
保険が“適応されているように見える”この仕組み、実は堺市の多くの整骨院で日常的に横行している可能性があります。
整骨院の本来の“保険適応範囲”をご存知ですか?
柔道整復師が保険適応で施術できるのは、
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骨折・脱臼の応急処置(医師の同意が必要)
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捻挫・打撲・挫傷
この5つだけです。
つまり、肩こり・慢性腰痛・しびれ・骨盤の歪み・姿勢不良などで通院している場合、保険は本来使えません。
にもかかわらず、問診や器具使用料を“自費”として加算し、 施術には保険を使っているような構造になっているケースが後を絶ちません。
これは明確に――
【健康保険法】【厚生労働省の通知】【柔道整復療養費の算定基準・留意事項通知】
に違反する可能性があります。
そして忘れてはいけません。
整骨院の“保険請求”は、患者と院の“共同申請”なのです。
もしも、あなたが“ケガ以外”の症状で保険を使っていれば、 あなた自身が不正請求に加担していることになる可能性があるのです。
保険が使えるのに「高額」な理由とは?
「保険使えるのに、なぜ?」
これは整骨院側が “保険ではできないこと” を “自費” に置き換え、
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初回カウンセリング料 4000円
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自費治療機器代 月2万円
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マッサージ代 毎回500円
と、見えにくいかたちで高額請求を作り出しているからです。
それをカモフラージュするのが “保険が使えます” という言葉。
病院の“保険”と整骨院の“保険”は全く違う
病院では、健康保険を使えば
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CT、MRI、血液検査
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処方薬
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医師による診断
といった一流の医療技術を受けることができます。
一方で整骨院はどうでしょう?
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レントゲンなし
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医師による診断なし
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医学的根拠のない“矯正”や“ルート治療”
にもかかわらず、“保険が使えます”を盾に、
あなたのリテラシーに漬け込んできます。
「なんかすっきりした」で騙されていませんか?
「その時気持ち良かった」=「改善した」ではありません。
その“気持ちよさ”の裏で、
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あなたは不正請求に加担し、
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医療財政に悪影響を与え、
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症状の根本には何も届いていない。
という現実があるのです。
保険で整骨院に通っているあなた、それ害悪かもしれません。
厳しいようですが、あえて言います。
ケガ以外の症状で整骨院に通い、保険を使っているあなたは、 医療保険制度を食い物にする“加担者”である可能性があります。
「知らなかった」「そういうものだと思った」は、もう通用しません。
今後は
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保険が使えるから、で選ぶのではなく
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どのような診断・理論・可視化を持っているか
で選ぶ時代です。
では、どうすればいい?
当院では、
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痛みの原因を超音波エコーで可視化
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筋膜の癒着・肥厚を科学的に分析
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保険を一切使用せず、責任をもって施術に向き合う
ことを徹底しています。
“その場しのぎ”ではなく、“本質的な回復”を。
あなたの医療リテラシーは、ここから始まります。
🟨 記事監修:吉岡鍼灸整骨院 院長 / 解剖学的視点から施術設計を行う専門家
📍堺市西区鳳 / 完全予約制
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